木工芸とは、木材を材料とした家具や器のことをいいます。正確な起源は不明ですが、昭和50年代に入ってから、沖縄で育つ亜熱帯固有のリュウキュウマツやイタジイ等の樹木を用いた小木工品が多く作られました。木材をろくろや旋盤でひき、椀や盆など円形の器を作るために必要な挽物技術や木材を釘を使わず組み合わせて家具を作るための指物技術などの木地加工技術の進歩と塗装技術の革新により、一つ一つ表情の違う木肌を活かした木工品が生活の中に用いられるようになっていきました。
原材料 | リュウキュウマツ、センダン、テルハボク など |
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主な製造地 | 沖縄本島全域、石垣市、西表島 |
主な製品 | 盆、鉢、遊具、アクセサリー、小家具 など |
出典 | 工芸産業振興施策の概要 てぃわざとぬくもり |